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周辺の山々
asayake asamayama arahune morai
朝焼け 浅間山 荒船山 茂来山
takamiishi taki yatiholake
高見石 八岳の滝 八千穂レイク
kitayatsu
北八ヶ岳
北八ヶ岳は2000以上の高山帯にあり、深い原生林に覆われ、
7つの湖沼が点在しています。 森は高木によって日が遮られ、
朝には霧の中をいく筋もの光が射し込み、昼には苔の上にこもれびが煌めきます。
日本の言葉で表すならば、禅・能の心に通じる「幽玄」
もしくは森の闇に潜む精霊を意味する「もののけ」という言葉が
最もふさわしい世界かもしれません。
北八を覆う多様な苔は水を含み湿潤な環境を生みだすとともに、
豊かな清流を山麓に送り出していきます。
shirakomaike
白駒池
白駒池は2000m以上の高山帯では日本最大の湖です。
周囲は針葉樹と広葉樹の混合林で、
秋には赤・黄・緑の紅葉が鏡のような水面に姿を映します。
周遊は木道に限られ、原生林の保全が図られています。

spring
まず小紅の桜が兆しを告げ、白樺とカラマツの芽吹きの時がやってきます。
雪解けに大地の養分を存分に吸い上げた木々たちは
大きく胸を膨らませると、空に向かって一気に芽を吹き出します。
淡緑に輝く葉芽は、みるみるうちに青緑の相を深め、
太陽へと競い合うように伸びあがっていきます。
冬に生まれた動物の子供たちもよく見かけます。
道で鹿の家族と出くわすと、今年生まれたばかりと思しき小鹿は、
見たことのない車に興味津津、道の真ん中で身じろぎもせずにジ―っと見つめています。
やがて兄弟に促されてしぶしぶ森の中へと去っていきます。

syoka
初夏・梅雨
いよいよ主役、「高原の貴婦人」トウゴクミツバツツジの登場です。
薄霧の白樺林を背景に、明紫の衣をまとうその姿は
ゆったりとした仕草で気品に満ち、静かに微笑んでいます。
すこし離れた林には、りりしい「高原の貴公子」の立ち姿も。
しばし、白樺林の中は高貴な風が漂います。
初夏は水温も上がり、ヤマメ・岩魚・鱒も餌の食いつきが良くなります。
渓流釣りや八千穂レイクで心行くまで釣りを楽しんでください。
また、初夏の森は山菜の宝庫。こごみ・うど・タラの芽など、
ご自身で採取した山菜をてんぷのフルコースで楽しんでいただけます

summer
空は青く抜け、八ケ岳が生む上昇気流に乗って
入道雲がいくつも聳え立ちます。
高見石から見下ろすと、北八ヶ岳の樹海の中に一点、紺碧の白駒池が輝き、
それを取り巻く「もののけの森」「にゅうの森」などの苔の森では、
濃緑の絨毯の上に、新芽が明緑の層をなして、こもれびに煌めきを与えます。
カラマツの下に湧水の流れ込みによって湿原が形成されています。
夏にはオタカラコウの群生が立ち上がり、
その花の香りに誘われて、アサギマダラをはじめとする
蝶が乱舞する様は、天国の様相。

fall
紅葉は、高山帯の白駒池のほとりに顕れ、
時に追われるように一気に駆け下っていきます。
白駒池の周りでは、ナナカマド・ドウダンツツジの赤、
カラマツ・ダケカンバの黄、針葉樹の緑が鮮やかに染まり、
鏡のような水面に静かに映りこみます。
やがて紅葉は亜高山帯の八千穂高原に移り、ナナカマド・紅葉・ツタウルシの赤、
カラマツ・白樺の黄、ミズナラの黄金色へと移っていきます。
八千穂高原では、その彩りを白樺の白が引き締めることにより、
旅行者や写真家に絶賛と嘆息に提供しています。

winter
冬 (こもれび山荘はお休みですが…)
八千穂高原は降雪地域の東端に位置し、
雪量は少ないものの雪質は極上のアスピリンスノーです
また、低温地域でもあることから、ダイアモンドダスト・サンピラー・
霧氷・雨氷・凍結瀑布等様々な自然現象と出会うことができます。
霧氷は時に白い花盛りを想わせる白樺林、
霧の通り道によって紅白に塗り分けられたカラマツ林などを現出させます。
雨氷は数年に一度しか見ることのできないガラスの城のような景観。
スキー場に顕れる光の柱やいくつかの太陽など。
冬のまぼろしは、いずれもはかなく消えていきます。